アイアムインスタグラマー

 宣言通り、10月からインスタグラムを始めている。
 インスタアカウントは「jonifer_robin」で、今のところ毎日投稿している。なので皆に、ダセえブログなんてものに固執し続けている皆に、謝らなければいけない。俺、インスタグラマーになったんだ。インスタグラマー。え、君たちブロガーなの? 俺? 俺はインスタグラマー。ほんでこれからインスタ女子と目くるめくはなやかな日々が始まるってわけ。
 ところで初日の投稿の際にびっくりしたのだが、ここでさんざん、陰茎のことをなんと表記するか、睾丸と陰嚢のことをなんと表記するか、どう表記すればインスタ女子から嫌悪されないかと考えを巡らせたわけだが、インスタグラムの投稿における文章って、あれ「キャプション」って言うんですよ。画像をアップして、その調整とかをしたあと、最後の最後に、「なんならキャプション付けたりします?」くらいの感じで受け付けられる。文は、そのくらいの立ち位置なのだ。実際、他の人の投稿を見てみると、なるほどキャプションである。あるいはハッシュタグ置き場だ。投稿を並べて表示しても、きちんと出てくるのは画像ばかりで、文のところはすぐに「続きを読む」にされる。なんだかものすごく虐げられている。たぶん、九州の田舎から東京に出てきて、初めて原宿の美容院とかに行ったらこんな気持ちなんだろうな、などと思った。それまで自分の大事にしてきたものが、新しい世界ではすごく軽薄に扱われていることに、戸惑いと焦燥と切なさと、そしてある種の高揚感がある。おら、とんでもねえところに来ちまったな、でもやるしかねえべ! みたいな。
 それとインスタグラムはSNSなので、フォローしたり、いいねを送ったりして、方々に顔を売り、逆に返してもらって、そうやってつながりを増やしていくというのが常套のようだが、もちろんそんなことをするつもりはない。決して斜に構えているわけではない。フォローしない(だけどフォローはされる)のがかっこいいと思っているわけではない。これに関してはツイッターのときから、もといブログの時点で、判明していることだ。能力不足だ。僕にはその種の能力がないのだ。インターネットコミュニケーション能力とでもいうものが、欠落している。これはもうどうしようもないことだ。それに付随して、投稿へのコメント機能もオフにしている。こうなると、いよいよお前いったいインスタグラムで何をしたいんだ、という話だが、なんかインスタって、自分の投稿と他人のコメントが、ほとんど区別なく並ぶじゃないですか。あれがまた嫌ですよね。対等な立場じゃねえよ、と思いますよね。
 まあそんな感じのインスタ開設報告なのだが、あの世界人類の心をひとつにし、この世から争いという争いを消失させたjonifer_robinのインスタが、当初はこんなスタンスだったというのが、あまりに意外だろうと思うので、ここにキャプションとして残しておくことにした次第である。インスタグラマーなので、文のことをついキャプションって言ってしまうよね。シャレオツでメンゴ!